ネットワークカメラに関するセキュリティ対策について(関連事業さま)

先日来、インターネットを利用した防犯カメラ(以下「ネットワークカメラ」という。)の映像の一部が、パスワードを未設定又は初期設定のまま運用していたこと等により、インターネット上の特定サイトにおいて自由に閲覧できるという事案が報道されており、このようなセキュリティ対策が十分にされていないネットワークカメラが存在すれば、公開された映像を参考にして、各種犯罪を敢行しようとする者の出現が危惧されるとともに、このような事態が起こった場合には、安全・安心を提供する防犯カメラの根本的意義が問われることとなります。ネットワークカメラの設置、運用の各段階において、セキュリティ対策の強化がなされますよう、下記の事項についてご確認をいただきますようお願いいたします。

  1. これまでネットワークカメラを販売・設置したユーザーに対し、パスワード等が設定されているかを確認して未設定で運用がされている場合には、適切な設定をするよにお願いします。
  2. 新規にネットワークカメラを設置しようとするユーザーに対しては、必ず他人に推測されないようなパスワードを設定することや定期的にパスワードを更新するように助言をお願いします。
  3. 保守点検等でネットワークカメラを設置しているユーザーと接する際には、その都度パスワードの設定や定期的な変更の重要性についての助言をお願いします。

以上

なお、ネットワークカメラのユーザー様におかれましては、再度パスワードのご確認をお願いします。機器の取り扱いに不慣れな方は、設置された販売店に確認していただくのも方法かと思います。また当協会に問合せいただければ、出来る限り対応させて頂きます。

協会の目的でもある「優良防犯設備機器の設置、維持管理及び普及促進に関する広報啓発」の推進に、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人    

山口県防犯設備士協会

会長  三 吉  晋